古文書講座「くずし字にしたしむ~渚院に関する史料を読む~」
・『土佐日記』は、平安中期成立の日記文学。紀貫之(きのつらゆき)作。1巻。土左日記とも記す。貫之が土佐国司の任を終わって、934年(承平4年)12月国府を出発、翌935年2月帰京するまでの日記。女性に仮託した仮名文で、旅のこと、失った愛児のことなどをしるしています。この道中、流量の減った淀川を船で遡ったとき、惟喬親王が薨去した後に荒廃していた渚院を遠望して、歌が詠まれています(『渚院』枚方市教育委員会、2005年)。
・今回の古文書講座では、明治18年(1885)9月に出版され、明治時代の国文学者である鈴木弘恭が註を加えた『参考標注 土佐日記読本』をテキストに、専用の辞書(くずし字解読辞典等)の使い方を学んでいただきながら、渚院に関連する箇所を講読していきます。
【日時】全4回、各コースとも時間は14:00~15:30です。
①8月コース(毎週水曜日):8/7・8/14・8/21・8/28 *満席になりました
②9月コース(毎週木曜日):9/5・9/12・9/19・9/26 *満席になりました
③10月コース(毎週水曜日):10/2・10/9・10/16・10/23
※3コースとも内容は同じ。
※4回連続で受講できる方。
【申込方法】
①8月コース:7/6(土)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128
②9月コース:8/3(土)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128
③10月コース:9/1(日)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128