門真市立歴史資料館・市立枚方宿鍵屋資料館・淀川資料館合同企画「淀川改修150年―その歴史をふりかえる―」
・淀川は明治期の改修から今年で150年の節目の年を迎えます。われわれの資料館3館が立地する北河内地域は、淀川の流れによって肥沃な土が運ばれ、豊かな穀倉地帯となった一方で、幾度となく洪水の被害にも悩まされました。本展示会(今年度の合同企画)では3館が独自の視点から淀川やその流域の歴史を掘り下げ、地域に根差した淀川のあり様について明らかにします。
【個別テーマ】「明治18年の淀川洪水」
【内容】今から150年前の明治7年(1874)、政府は外国人技師を招くなどして、淀川では近代的治水事業が実施されました。そのような中、枚方付近の堤防決壊を要因とした明治18年(1885)の淀川洪水(通称「伊加賀切れ」)が発生し、大阪府下に甚大な被害をもたらしました。当館では、個別テーマ「明治18年の淀川洪水」を設定し、枚方市およびその周辺地域にのこる資料から明治18年の淀川洪水の様子を復元します。
【会期】令和6(2024)年10月10日(木)~12月11日(水)
【会場】市立枚方宿鍵屋資料館・別棟1階「枚方宿と街道」展示ケース
【入館料】大人200円・高大生(学生証提示)100円・中学生以下 無料