古文書講座「くずし字にしたしむ~「太閤記」を読もう~」
・2026年の大河ドラマは、豊臣秀吉・秀長兄弟が主人公です。秀吉の伝記である「太閤記」は、豊臣秀吉の一代記の総称で、小瀬甫庵作の「太閤記」がよく知られますが、「川角太閤記」「絵本太閤記」「真書太閤記」など、安土桃山・江戸時代の実録から、現代作家の作品に至るまで、類が多いとされます。
・秀吉と枚方との関連で知られるのは、天正10年(1582)6月、本能寺の変とその後の山崎合戦が起こった際に、秀吉と明智光秀の合戦の趨勢を大和の戦国大名筒井順慶が傍観したという、いわゆる「洞ヶ峠の日和見」です。辞書的に「日和見」とは、「有利なほうにつこうと、形勢をうかがうこと」の意で、洞ヶ峠は現在の枚方市と八幡市の境目にある峠です。今回の古文書講座では、専用の辞書(くずし字解読辞典等)の使い方を学びながら、「太閤記」にみえる枚方に関連する事項(主に「洞ヶ峠の日和見」)について講読していきます。
*画像は、枚方市所蔵『絵本太閤記』「光秀洞ヶ峠の筒井が陣へ酒肴を贈る図」。
【日時】全4回、各コースとも時間は14:00~15:30です。
①1月コース(毎週木曜日):1/8・1/15・1/22・1/29
②2月コース(毎週土曜日):2/7・2/14・2/21・2/28
③3月コース(毎週水曜日):3/4・3/11・3/18・3/25
※3コースとも内容は同じ。
※4回連続で受講できる方。
【申込方法】
①1月コース:12/3(水)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128
②2月コース:1/7(水)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128
③3月コース:2/2(月)午前9時~電話にて鍵屋資料館へ。TEL:072-843-5128